ご縁のある方だけが辿りつける!?富士山二合目の金運神社こと「新屋山神社」の行き方とお参り手順

 

霊峰として信仰を集めてきた富士山。富士吉田登山口の近くに知る人ぞ知る“金運”を授けるパワースポットがあることをご存知でしょうか。ただ、こちらの神様までの道は、とにかく分かりづらい!!ご縁がないと辿りつけないと言い伝えられているとか。金運神社までの行き方とお参りについてご紹介します。

 

以下 出典: Travel.jp、スピラボ

 

 


何故金運神社とよばれるようになったか

新屋山神社は、山梨県富士吉田市にある神社で、一見質素な神社です。それが何故、金運神社と呼ばれるようになったのでしょうか。

 

それには大きく2つの理由があります。

 

その1.船井幸雄さんの影響

 

「お金に困りたくなかったら富士山のこの神社に行くと良い」

 

船井総研の創業者でもある船井幸雄さんが、この神社としたのが新屋山神社です。

 

船井幸雄さんは生前、「イヤシロチ(パワースポット)」の研究をされていたのですが、レイラインという気の流れを調べていくうちに、新屋山神社が金運に効果があると発見されたようです。

 

その2.ネット起業家たちの影響

 

船井幸雄さんの発言に飛びついたのが、ネット起業家でした。

 

今では、年商数億以上のネット起業家たちが、稼いでいなかった当時、金運神社に参拝した事で、その時参拝した全員が成功していった実話から、ネットビジネスをしている人たちを中心に有名になりました。

 

 

 

私は金運神社を2007年から知っていますが、当時はHPもなく、知名度も今ほどではありませんでした。

 

しかし、現在は立派なHPもありますし、何よりも奥宮が豪華になりました。

 

そこから見ても、ご利益の大きさが伺えます。

 

 


鳥居をくぐるとそこは神域。一礼してお進みください。

“金運”から想像するような金ピカな派手な神社ではないですよ。森の中にひっそりと佇む、とっても小さな神社です。名前は新屋山神社(あらややまじんじゃ)と言います。富士吉田市の新屋地区に本宮があることからそう呼ばれています。本宮は、富士山の麓にある北口浅間神社の近くにあり、奥宮がそこから車で30分ほどの富士山二合目に鎮座しています。“金運神社”と称されるのは、奥宮になります。

 

参拝の順番としては、本宮をお参りした後に奥宮をお訪ね下さい。街の喧騒から一歩中に入った集落の中に佇む、厳かな雰囲気の神社です。社殿までの参道には、いくつもの鳥居のトンネルを抜けていきますが、一番初めのひと際大きな赤い鳥居の前で一礼してお進みください。一礼後、神社の中に一歩足を踏み入れるとどこからともなく風が足元に吹いてきて「あっ、今、神様に迎え入れられたかも。。。」と思うほどの清涼な空気に包まれています。

 

鳥居をくぐったら手水でお清めをして、社殿へ進むと、参拝前にお祓いをしてくれます。その後、どうぞ奥へと促されどなたも玉串を差し出す参拝をさせてくれます。玉串料は特に設けられていないので、お賽銭はご自分のお気持ちをどうぞ。手水も玉串も目のつくところに正式作法の解説が書かれていますので迷わず参拝できますよ。

 

お賽銭は、参拝者のお気持ちだと思いますが、ここはピン札の千円札が良いと言われているからか、お賽銭箱には千円札がずらり。ちょっとビックリしますが、つい気前よく出してしまうただならぬ雰囲気があるのは確かです。

 

 


奥宮までは、富士山を拝みながら進みます

本宮の参拝後は、いよいよ奥宮へ。国道138号沿いの「富士浅間神社東」交差点から富士山へ登っていく国道701号を進みます。少し進むと「中の茶屋」に突き当たりますので、そちらを左手に曲がります。奥宮までは、約8.5kmの林道を車で20分ほど走ります。

 

林道と言っても整備されているので、木漏れ日の中を気持ちよくドライブできます。目の前には、雄大な富士山の姿を眺めながら奥宮の鎮座する二合目(標高1,700m)を目指します。

 

※本宮にて奥宮へ行くことを伝えると地図をいただけます。大変分かりやすい地図ですのでぜひ手にしてお出かけくださいね。

※この写真をクリックして確認できる撮影場所の地図は、最初の目印になる「中の茶屋」を設定しています。

 

 


目印の看板はここだけ!!見逃すべからず

「あれ?見逃したかな」、「やっぱご縁なかったかぁ~」と不安な気持ちになるころ、左手に看板が出てきます。環境への配慮からか、道中看板はここだけ、そしてかなり控えめです。道は一本道なので、迷うことはありません。整備された道を脇道へそれることなく進めば辿り着けます。

 

お車でお越しの方は、少し広くなった側道へ駐車するのですが、この看板の前に駐車されてしまったら、唯一の目印は見えなくなりますのでご注意を。そして、奥宮へと続く道は、11月下旬ころ閉鎖されてしまいます。路面凍結による安全上の理由になるようなので、閉鎖される日時は、その年の気候次第。一度閉鎖されると、GWくらいまで閉ざされることとなりますので、約6ケ月間しか辿りつけない神社となります。

 

 


お金に“縁”のある方がお勧めした金運神社

そもそも、こちらの小さな神社が“金運神社”として注目されるようになったのは、「お金に困りたくなかったら富士山のこの神社に行くと良い」と船井総合研究所の船井幸雄氏が言った事からはじまります。投資や経営に詳しいコンサルティング会社の創業者がお勧めするからこそ説得力があり、金運を授かる神社として経営者が訪れるようになったのがはじまりです。

 

奥宮の参拝手順は、まず写真の赤い鳥居のある社へ参拝します。まずは鳥居の前の手水で清めします。鳥居には鈴がありますので、そちらを鳴らして神様へ「今からお参りします」とお知らせしてから2拝・2礼・1拝にてお参りください。次にすぐ右奥のストーンサークル、鳥居の左横の小さな社の順でお参りすると良いようです。

 

 


不思議なパワーが満ちている奥宮

ストーンサークル(環状列石)は、もともと丸く囲むように木が生えていたそうです。そこに石を置きできあがったそうです。ここでは、社をぐるりと囲んだ石組みの周りを3回廻った後、社に手を合わせてお参りすると願い事が叶うとされています。この社に手を合わせると、自然と富士山にも手を合わす位置になります。

 

ストーンサークルをお参りした後は、鳥居の左横の小さな社もお忘れなく。ここへの参拝が一番大切とも言われています。奥宮は、標高が高いこともあり本宮よりもひんやり涼しく、不思議なパワーが溢れています。鳥居から聖域とよく言われますが、鳥居の上を見上げてみると、聖域へ入ることを拒まれたかのように不自然に曲がる木や祭神のお顔が現れたとされる木の幹など神秘的な力を目にすることができます。

 

【新屋山神社】

富士吉田市新屋1230

0555-24-0932

主祭神:オオヤマツミノオオカミ(コノハナサクヤヒメノミコトのお父様)

※奥宮までの道は、11月下旬からGWまでは閉鎖されますので、奥宮の参拝受付はお休みとなります。本宮は年間を通してお参りいただけます。

 

 


金運神社の金運について

一般的に言われている『金運』と、私が金運神社で感じる『金運』は異なります。

 

この金運のエネルギーは、「受け取ると何もしなくてもお金が入ってくる!」というような怪しげなものではありません。

 

その人が魂の使命に向き合う時、自身の力でそれを成し遂げようと真に決断をしたその時。必要なタイミングで必要なお金や物が手に入りやすくなる、というエネルギーのように思いますし、それこそが金運神社の神々の『願い』であると、私は捉えています。

 

ただ単にお金が欲しいという事ではなく、何か目的や目標があり、それに向かって真剣に取り組んでいる中で、『あと一押し!』という状況で参拝するといいでしょう。

 

是非参考にして見てください。